電子マネー、2年放置したら期限切れで使えなくなるのもある。ポイント期限は1年が多い。

ドンキのmajikaにWAON、スーパーやドラッグストア独自のやらの電子マネーカードプリペイドカードポイントカード。リスク分散と言えば聞こえは良いけど、枚数が増えると期限なんかを把握しておかないと、返って損する羽目に。

各店専用の電子マネーにポイントカードとその有効期限について、ドラックストアについて。忘れそうなので把握するための備忘録。

電子マネーカードとポイントについて

今、私が持っている電子マネーの一部で言うと、(※以下、ポイントは“P”で略す)

カード名 期限(増減日から) ポイントの期限 備考(ポイント利用)
KiRiCa
キリカ
2年 最終利用日から
1年
キリン堂株式会社キリン堂
300P単位で利用可。ボーナスPあり
Aoka
アオカ
期限無し 最終利用日から
1年
クスリのアオキあなたのまちのクスリのアオキWeb残高照会
500P単位。チャージポイント加算(千円→3P、5千円→20P、1万円→45P)
majika
マジカ
2年 最後にP加算された日から
1年(期間限定あり)
ドンキホーテ驚安の殿堂 ドン・キホーテ電子マネー majica
1Pから可(店員さんは言わない印象。自分で把握)
WAON
ワオン
期限無し
※クレカ附帯はその期限
1年間の加算期間含む最大2年間 イオン電子マネー WAON [ワオン] 公式サイトWAONとは
Pは自分でチャージ(DL期限有)。支払200円(税込)ごとに1P。ボーナスP有

※2021年11月確認。他、ライフの「LaCuCa(ラクカ)」ZENSHO「CooCa(クーカ)」と各スーパーにもある。期限があってもカード自体を企業側が利用停止する可能性もある。期限無しでも、10年以上だとカード自体が使えなくなる場合もあるとかないとか(今、情報元探している)。

カードを作る際、口頭でだと利点だけで後は自分で説明を見てねが多い。電子マネーの期限が利用日から2年というのが多く、ポイントは1年が多い印象。

電子マネーとポイントの企業側のメリット

金管理の手間が軽減、レジの混雑緩和(支払いがスムーズになるから)、事前チャージで顧客確保(まとめてチャージするとお得だったり)、有効期限切れとか…と良い面もあるが、初期費用が掛かる、入金のタイムラグがあると利点ばかりではないよう。

クレジットカードは現金を扱わないのは同じでも手数料が店側負担なのがけっこう厳しいよう。小さなお店では特に難しい。

客としてはポイントが付く、また店に行くで頻度がおのずと高くなる。ポイントカードも、貯めたくなる。

ポイントでなくスタンプカードは、最近、有効期限を設ける店が増えてきてあまり貯められなくなった。初めのスタンプから1年なので、たまにしか行かない店だと諦める。

他の主要なポイント

カード名 ポイント期限(増減日から) 備考(ポイント利用)
Tポイント 最終変動日(付与・還元・交換)から1年間(期間限定あり) Tポイント提携先ドラッグストア(ユタカなど)、ネットでのゲームなどでP獲得可。ウエルシア、毎月20日P利用で1.5倍分の買物(ウエル活
dポイント P取得や交換から最大4年(短期の期間限定P多し ローソン、ファミマ、マックなどで利用可。進呈Pは加盟店により異なる。ネットでのゲーム、クジなどでP獲得可。他Pからの交換、増量キャンペーンあり
Pontaポイント 増減日から1年 ローソン、ケンタッキーなどで利用可。ネットでのゲーム、クジなどでP獲得可。一番気楽に貯められる
楽天ポイント 最後にP獲得した月含めた1年間 (期間限定多し) ローソン、ケンタッキーなどで利用可。ネットでのゲーム、クジなどでP獲得可。楽天ショップ利用してると結構貯まる。イベント時や、P10倍デー時が良い

LINEポイントnanacoポイント、Amzonポイント、各大手電器屋とまだまだポイントはある。他サイトPからの交換で獲得もある。

ポイントについて(貯まり方と有効期限)

購入金額100円(税込または税抜)ごとか200円ごとに1ポイントが多い。だいたい1P=1円。キリン堂のキリカは、電子マネーキリカでの支払いで+200(税抜)で1P(Kirindo | KiRiCa(ポイント)について)。

ポイント倍デー決まった曜日または不定(アプリやキャンペーンなど)にある。2倍、3倍、5倍と色々。ユタカは5倍から3倍になったけど、イベント時は10倍とかになった。カウンセリング化粧品でP15倍とかも結構見掛ける。

シニア向けに、ユタカでは60歳以上が持てる「シニアパスポート」毎月14~17日がP10倍、ウエルシアは毎月15・16日がP3倍、スギ薬局は15~17日が5%割引もある。

ユタカLINE登録ブラックフライデーなどでP10倍などのクーポンがある。ドンキやキリン堂で、ランクアップ制度で翌年または翌月○倍とかもある(ドンキはよっぽど買わないと難しい)。ポイントの○倍デーは、

  • ユタカ: 水曜日・日曜日 +α +シニア(3・5倍、10・20倍とある)
  • ウエルシア: 月曜日 +シニア
  • キリン堂: 火曜日・土曜日(※店舗による)
  • アオキ: 水曜日・日曜日 +α
  • スギ薬局不定期、店舗により異なる(金・土・日が多い)
  • サンドラッグ: 月曜日

期限は、だいたい1年が多い。例外としてスギ薬局のスギポイントが10年間の期限がある(スギポイント|スギ薬局グループ)。ただ、店頭の商品や景品と交換(1P=1円以下)、使いやすさの点は落ちる。

ポイントの有効期限はレシートまたはアプリなどで確認ができる。カードの種類によっては、サイト上にて残高確認ができる。

貯まったポイントは、1Pから使えるとこと、そうでないのがある。

キリカは300円単位ごと。チャージでPが貯まるキャンペーンもある(最近は必ずでなく当ればになった)。アプリに毎日できるスクラッチやチェックイン(店の近くでできる)でキリン堂マイルが貯まる(1日に3店舗まで)。結構貯まったけど、貯めてから変える方がお得なのでいつするか。

アオカは、有効期限が無いのは良いが、チャージ1,000円ごとに3P、5,000円でボーナスで5P、1万円でボーナスポイント+15ポイントで、お得感が弱く。アオカの使える店がアオキのみなので、頻繁に利用するのでもないなら、他の電子マネーで良いかなという感じ。ポイントが貯まると「500 円お買い物割引券」が買物時に自動的に発行。有効期限が発行日から1 年間。「500 円お買い物割引券」3 枚利用で2000 円分の割引券になる。かなりお得。あまり利用しないと貯まる前に有効期限が来るか、感熱紙が真っ白くなりそう(アオキメンバーズカード )。「クスリのアオキ」はイオングループ傘下。「ウエルシア薬局」も。野菜がトップバリュー製品だったりする。

電子マネーWAONに有効期限はないが、クレジットカードと一体型の場合は、クレジットカードの有効期限と同一となる。解約すると一緒に無くなってしまう。

dポイントは、使える店が多い。他ポイントからの交換で、増量キャンペーンがある。15%、25%の増量分は期間限定Pだけどかなり得に。「利用者情報登録」とエントリーが条件dポイントがたまる・つかえるお店)。

Tポイントは「ウエル活」専用にほぼなっている。毎月20日、Tポイント200ポイント以上利用で、1.5倍分の買物ができるのでかなりお得に。いつまでしてくれるのか(お客様感謝デー | キャンペーン | ウエルシア薬局)。P利用分にはPは付かない。以前は、Yahoo! JAPANでTポイントが利用・付与だったのが、PayPayに移行してきている(Yahoo! JAPAN - Tポイントページ終了のお知らせヤフー Tポイントサービス一部終了のお知らせ)。一部、Tポイントのもある。Yahoo! JAPANカードを持っていた人には、順次PayPayカードが送付されるのだとか。最近、この流れを受けてなのか、Tポイントアプリのスタンプカードが終了する店があったり、Tポイントに交換できなくなったりしている。ウエルシアはどうなるのかと思ったら、「お客様向けTポイントにサービスは変更ございません」とあった(Tポイント|ウエルシア薬局)。

逆にポイントカードが無いのがコスモス薬品。ポイント還元なくし価格を安く設定。ポイントカード持ちたくない人に良い。

クーポンについて

店舗利用でレジにて貰えるものから、葉書で送られてくるもの、メール登録、アプリと色々ある。クーポンがあると、それがある時に買おうとするので、無い時にあまり買えなくなる。

ユタカはLINE登録でスタンプラリー(1日に1回QRコード読取りして10回で一点30%OFF。最終スタンプ利用日から一ヶ月の期限、取得クーポンにも期限あり)がある。あと病院での処方箋を頼むと、その日使える15OFFクーポンが貰える(最近は知らない)。処方箋は基本的には、病院近くのが薬の都合上良いとは聞く。けどドラッグストアだと待ち時間に買物ができる。

スギ薬局などのクーポンは、同じのは同日に使えないとあり、アプリのとだと同日に使えるけど、同一商品との併用(15%を二枚とか)も不可。同日不可は、別店舗行けば使えそうだけど、試したことはない。キリン堂は、同会計で複数枚使用は駄目なので、別会計にしてくれる。優しい。

期限切れでポイントまたはマネーが失効してしまうことも

ツイッターで「電子マネー名+失効 or 期限」などで検索すると、数百円から一万円近くまで。他人事ながら辛い。有効期限があること、その期間を知らずにいつの間にかの方が多い印象。利用者が多いからかドンキホーテのmajicaが目に付く。

電子マネーは有効期限無しのもあれば、使用した日から2年と定期的な来店が条件。ポイントは、利用日から1年と期間が短めが多い。ポイント還元率が高いと期限も早くなる傾向。

有効期限が最終利用日から1年・2年・10年とまちまち。途中で規約が変わって、2年が5年になったり(延びるのは良いけど、短くなることもあるのか?)。

私が利用しているガソリンスタンドのプリペイドカードは入金日から2年なので、結構あぶない(期限切れでも手数料支払いで返金がある所もある。でも一定以上経つと失効とか)。

ポイントが貯まる場合、自分で交換するなりしないと駄目とか。店や店員さんは「ポイント使いますか?」と聞いてくれる場合も。あと期限前にお知らせがある所や、失効しても手続きすれば戻る場合も。

普段使っているから大丈夫と思っていたら、引越しや生活スタイルの変化で店を利用しなくなると危ない。県外への引越しだと通帳もいっそ解約しないと、そのまま休眠口座になるかもしれない。使わない。二年はあっという間。地元密着系のスーパーは他県だと店がないことも。

国民生活センターのサイトで電子マネーの有効期限が切れると使えなくなるのかの質問に対して、

電子マネーやギフト券の有効期限は、事業者が自由に設定することができ、有効期限を過ぎると使えなくなります。

と期限を自由に設定できると回答、原則として払い戻しできない。払い戻しが出来るのは、会社側が利用停止した際に設ける申し出期間中(電子マネーを使おうとしたら、有効期限切れで使えなくなった!(身近な消費者トラブルQ&A)_国民生活センター)。

Suicaのサイトで、

機器等での最後のご利用日から10年間一度もご利用がない場合、使用できなくなります。

とあり、残高があっても使えなくなることも(JR東日本:Suica>長期間利用していないSuicaをお持ちのお客さまへ)。ただSuicaの場合は、そのカードが使用できなくなるだけなので、手続きをすれば新しいのに移し変えてくれる。

他のPasmoKitacaSAPICA、りゅーと、TOICALuLuCa、ICICA、SUGOCAはやかけんnimocaなどは、10年未使用で失効とあるので、基本的には放置は止めた方が良い交通系ICカードのチャージはどの位の期間で失効するのか?意外と知らなかった有効期限。 | 女子バックパッカーの旅ブログ Ishu's Life ※2015年の記事なので、若干の変更等の可能性有り)。

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