Amazonアウトレット。中古の可の「可」の範囲。「ほぼ新品」があればそれが良い。

買う機会があって、良く分からないので調べてみた。

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Amazonアウトレットとは「訳あり商品をお手頃価格で販売」

商品ページの中古品の出品のところから購入できる(食品と飲料は新品のリンクから)。販売元が「Amazonアウトレット」と表記されている。出荷はAmazon.co.jpより。通常と異なる点は、予約販売や在庫保証がない。代品がないから交換できない

倉庫内で梱包に傷を負った商品・お客様から返品された商品のうち、商品の状態が良いにも関わらず、Amazon.co.jp の厳密な基準では新品として販売しないものを「アウトレット品」という扱いで、お手頃な価格で販売しています。

中古の状態(コンディション)が、可、良い、非常に良い、ほぼ新品とある。詳細をクリックすれば、どんな損傷状態かが分かる。ただ、どの程度かが良く分からない

中古-可とほぼ新品の価格差が、数十円だったりする。その差で良いのかと思ってしまう。

あと在庫数で自動的に価格設定しているのか、私が買った途端に価格が上がった。500から1000円みたいに。数日見ていると、価格変動が起きていた。返品される→在庫数増える→値下げ→売れる→在庫数減る→値上げを繰り返している様。

状態 詳細
ほぼ新品 梱包開梱・商品使用の形跡はない。外装きれい、新品同様。
非常に良い 梱包に多少の傷・へこみ・汚れ。商品に目立った傷はない。
良い 梱包に傷・へこみ・汚れ。商品に傷、使用の妨げにはならない。
梱包破損。商品に傷、使用の妨げにはならない。

※この文面は、アマゾンのページによって、若干違いがある。

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「中古-可」の可はどこまでの可なのか

「ほぼ新品」は、ほぼ問題ないと見て良い(あくまで「ほぼ」であり、新品ではない事は念頭に)。「非常に良い」「良い」もまあ。ここで厄介なのは、「中古-可」の範囲が広いこと

本で言うと、水濡れは販売しないとあるが、「使用の妨げにはならなない」が範囲を広げている。運が良ければ、開封直後に気に入らず返品している商品にあたると新品に近いものが来る。運が悪いと、レンタル落ちの損傷酷くても使用(読む)できるものが来ることも(これはマケプレ商品と思われる)。損傷の程度は、読めたら良いという人には、そんなに気にならないかもしれない。

実際に買った人の話を見ると、「良かった」「気にならない」という人から「それなり」「酷い」という感想まで。ハズレに当ると、評価が低く。評判としては良い悪いどちらもある。

説明を読む

Amazonアウトレットの中で、本だと送料無料なので買いやすい(Amazon.co.jp: 本は通常配送無料: 本)。幾つか本におけるコンディション部分を項目別に分けて見てみると、

  中古商品-可 中古商品-良い 中古商品-非常に良い
既読の有無 既読であることがわかりました 既読であることがわかりました 既読であることがわかりました
ページ部分 大きな損傷
中程度の損傷
小さな損傷
中程度の損傷
小さな損傷
小さな損傷
カバー 大きな損傷
中程度の損傷
中程度の損傷 小さな損傷
背表紙 大きな損傷
中程度の損傷
小さな損傷
中程度の損傷
小さな損傷
小さな損傷

「非常に良い」は、小さな損傷、「良い」は中程度と小さな損傷、「可」は大きな・中程度と小さな損傷それぞれの組合せになる。「ほぼ新品」につついては、ほぼだからなのか記載されていないのが多い。

「中古-可」は他に、

  • 商品には関連するメディアが含まれていない場合があります
  • シュリンク包装の不足
  • ボックス・セットに大きな損傷・中程度の損傷
  • ボーナスオンラインコンテンツのアクティベーションコードの不足または有効期限切れ(コード記載の紙が入ってない。期限切れで使用できない)

読めれば良いやの人向け。「メディアが含まれていない場合」は付録などが無い可能性がある。付録があるかもしれないと取れる書き方だけど、確実には言えないというだけか。確実に付録が欲しい場合は、避けたほうが無難。他の状態との価格差があまり無いので、新品の価格に対しての割引率が低いので、あまりお得感が無いよう思えるものも。「既読であることがわかりました」が無くても、省略されていると思った方が良い。

本以外の商品で「適切な外装に入れ替えられています」というのもある。これは商品によって、当り外れが変わる。箱の中の商品自体が頑強なもので問題ない場合もあれば、何度も返品が繰り返されたのか状態がヒドイものまで(すり替え詐欺に遭ったものかもしれない)。箱に説明があるタイプだと、箱が無いと不便かもしれない。

検品について

検品の程度に個人差があるよう。開封せずに、重量チェックだけという話も聞く。カバーに傷がどうのとあるので、目視と併用か。

倉庫によっては中までチェックしてます(元倉庫勤務者)🦇🏜Sakuya🌪🦇🌍19メ民🦇 on Twitter)」とも。

付録がメインの商品でも、可となる場合がある(付録抜き取り品)。付録がメインなのに、体としては本だからなのか。お菓子のおまけ付き、メインはあくまでお菓子なのか。

抜き取り品の被害について

最近、話題になった中身を抜いて代わりの重さを入れて返品する詐欺の被害に遭ったAmazonが気付かずに、そのまま発送してしまうという。Amazonが知らず知らずのうちに加害者になってしまう。重さで判定しているからとかもあったが、量が多くて対応に不足が生じている感じがする。返品が簡単という利点が、利用されている。

マケプレの付録について

付録の有無について記載が無い場合、無いと書かれていない場合、「付録は付いている」「付いていなくても文句は言えない」と両方の取り方ができる
実際に購入した人で、有無の記載は無いが付録が付いていたとあるのと、付いていなかったの両方があった。

マーケートプレイス(マケプレ)では、付録の有無は記載している方が多いように見えるけど、統一されていない。カスタマーセンターに確認したら、買って確かめてくれと回答されたとか。アマゾン側では、書き方などは統一されてないよう

マケプレの販売会社または個人で、「開封後の悪質な返品、商品のすり替え・抜き取り」の防止がある為に、商品にシリアルナンバーを付けて管理しているとあった。店側も悪質なお客さんには困っている。

付録無しと記載しても、「付録がない」と返金申請があるのだとか。コンディション説明はあまり読まれない、スマホだと気付き難いという点もあり。以前に購入したときに、同じ「中古品-可」でほぼ新品であると、そういうものと思いそう。

100円のイラスト集を買ったら、カバーの損傷どころかカバー自体が無かった。送料がプラスされるので、もう少し待てば良かった。あの詳細部分って、知らないと気付き難い。

買う時に注意することなど

返品作業自体があまり好きでないので、よっぽど酷いとかで無い限りはしたくない。

  • 詳細でコンディション(状態)の確認
  • 数十円の差なら「中古品-可」より、「ほぼ新品」か「非常に良い」
  • 価格表示が低い方から表示される時、「非常に良い」などが下の方に埋もれていることがある。
  • セール時などは、新品のがお買い得かも。
  • 早めに決断。在庫数変動しているようなら、待てば安くなることも。でも無くなるかも。
  • 検品済みのシールが剥がし難い。
  • 梱包が簡易シュリンクなし、直接袋にイン)。

雑感

Amazonアウトレットは、返品があった商品だけど、傷があったからなのか、重複したからなのか分からない。「既読であることがわかりました」とあるけど、返品する前に中身を読んでいるの? 付録抜取は論外だけど。中見て、抜け落ちがあるなら、返品理由として分かるけど、「中古品-非常に良い」である小さな損傷で返品しているのか気になる。

アマゾンで新品を買ったら、梱包が雑で表紙が折れてた人もいる。アマゾンは「損傷や不具合がある場合」「注文と異なる商品が届いた場合」に返品または交換対応している。この損傷は、小さな傷も含まれるのか? 自己都合なら返品送料は負担。

アマゾンの梱包は過剰のイメージだったけど、最近は雑と言われているみたい。普通で良いのに。

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(2022/04 修正加筆)